豆腐屋あこ リヤカー引き売り ありが豆腐 菅谷晃子

リヤカー引いてラッパを吹いてお豆腐の引き売り14年目。たくさんのお客様から学んだこと、日常を日記にしています。講演依頼はメッセージでどうぞ!

めにみえないけど、あの世とこの世は繋がっていると感じた日

金曜日は西麻布

 

先日おひとりで旅立ったお客さまを

 

想いながら

 

いつも通りラッパを吹いた

 

(もう電話かかってこないんだよなぁ。。)

 

すると

前の方から男性が

 

あの、

この前おばの携帯から電話させてもらった方ですか?

 

 

▫️

先々週の金曜日の夜

 

ひとりで亡くなっていたのを知らせてくれて

 

どうしてこんなに電話してるんですか?

 

と聴いてくれたので


いろんなお話をした方だった

 

わたし、距離感を大切にしている感じのお母さ

んだったので

 

もう何年も毎週会ってたのに

お部屋の番号聞いてなかったんです。

 

いつもなら電話がかかってくるのに

 

何度お電話してもでなくて

なんで部屋番号聞かなかったんだろうって思ってたんです。

 

そういうと

 

"聞いててもオートロックだから"

 

と優しくいってくれた

 

、、誰がお母さんをみつけてくれたのですか?

 

とずっと気になっていたことをお聴きすると

 

▫️

 

"新聞屋さんなんです。

新聞屋さんが新聞たまってるからと
警察に電話をしてくれて

たまってたのは、、3日分"

 

それを聞いて

 

 

そっかぁ

じゃあ、綺麗だったのですね

よかったー。

 

新聞屋さんってすごいですね

本当有難いですね( ; ; )

 

と少しホッとしながらいうと

 

"まぁ、でも警察とかけっこう大変だったけど

もう全部終わりました^^

今はうちに遺骨あります。

今日会えたことおばに帰ったら伝えておきますね!"

 

とおっしゃってくれて

 

"僕も買ってこ!"と。

 

リヤカーから

笑顔でお買いものをしてくれました。

 

白金からたまたま郵便物をチェックしにきたら

 

切なそうにラッパを吹いている私が

 

目の前にいて、、

 

きっと、気にしないでーー^^

 

と引き合わせてくれたんだと思う。

 

引き売りから帰るとYouTubeのコメント欄に

 

その親戚の男性からコメントが入っていた。

 

"これからも、がんばってください✨"

 

新聞屋さんありがとう

 

お母さん

ありがとう

 

出逢ってくれてありがとう

 

この道を通るたびに

私はお母さんをいつも思いだすよ。

 

(フォト Ken Yuyamaさん)

 

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